「同棲したい」
彼女や彼氏に、そう切り出されることもあるでしょう。
ですが中には、同棲する意味がわからないという方もいるはずです。
実際に、そう若い人は思っている人は多いようです。
「結婚を前提にしているのなら、お試し同棲というような同棲期間を作らず、そのまま入籍結婚してしまった方が良いのではないか同棲する意味がわからない!」という意見もあります。
私の意見としても、それは一理あると思っています。
そこで、今回はお試し同棲が危険な理由について述べていきたいと思います。
目次
お試し同棲が危険な理由とは
身軽さが減る
同棲を始めると、身軽さが減ってしまいます。これは単純に飲み会にいけなくなるとか、一人の時間が減って趣味に費やす時間が減るとかそういうことだけではありません。
簡単にいえば、同棲すると、別れにくくなってしまうのです。
同棲期間中に、仮に相手と何かしらすれ違いがある場合、
別れたり、関係を見直したいと思う可能性があることもあるでしょう。
ですが、そうなった場合でも、同棲の場合生活を共にしているわけですから、
簡単には解消したり、抜け出したりはしにくくなるわけです。
相手のペースに巻き込まれる可能性がある
例えば、同棲したら相手のお金使いが粗いことに気づいたとします。
常に外食や買い食いをする習慣がある。
そうなると、同棲相手もある程度それに合わせる必要が出てきます。
仮に自分は節約、貯金をしたいと思っていても、同棲中は、食費のお金は共通にしていたら相手の習慣やペースにも巻き込まれてしまう部分もあります。
このように同棲すると、自分の自由がきかない部分が出てしまうのです。
自分の貯金がしたくてもできない状態になってしまいます。
このように同棲すると、相手の習慣や相手のリズムにある程度影響を受けてしまいます。
相手との相性を見極めるという動機での、軽はずみにお試し期間をすると、
相手のペースに巻き込まれて、無駄な時間やお金の浪費、そして何より自分自身の中にストレスが溜まりますので、お試し同棲は危険性を持っているのです。
時間の問題
次にお試し同棲の危険性のもう一つは時間とお金の問題です。
特に女性の場合、子供ができる期間というのは限られています。
上述したように一度同棲すると別れにくくなるわけですから
仮に同棲した人とうまくいかなかった場合、婚期を逃してしまうリスクがあるわけです。
時間はかえってきません。
彼氏に同棲したいといわれた時に、その点をきちんと認識できているのか、改めて聞いたりするのも良いかもしれませんね。
お金の問題
また同棲にはお金がかかってきます。
同棲にかかる初期費用の記事でも述べましたが、
同棲には初期費用など大きな金額の持ち出しがあります。
どんなに安くても同棲を本格的に開始するためには、数十万円はかかります。
もちろん同棲すると節約しやすくなるなどのメリットもたくさんありますが、
同棲を開始することはは決して安いものではないことも認識しておくべきなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
お試し同棲はなるべくするべきではないかもしれません。
同棲をするべきケースとそうでないケースの見分け方は、
結婚することが決まっているのかどうかという点です。
結婚をすると、生活習慣のつながり、金銭的なつながりができます。
その点を認識した上で、本当に今の彼氏や彼女と結婚しても良いのか、
ということを考えてから、同棲を始めることが良いのではないでしょうか。
もちろん何かしらの事情で同棲をした方が、
経済的・仕事的・心理的に良いというケースも少なからずあると思います。
特に結婚を前提にしていて、プロポーズを受けたあとのいやゆる婚約期間中という場合は、同棲をすることのメリットを存分に得ることができるでしょう。
また何らかしらの事情で一緒に住んだ方が良いケースや、家庭の事情ですぐには入籍ができない場合もあるので、その時に一緒に同棲した方がお互いにとって良いというケースもあるでしょう。
ただし、お試し同棲のような、お試し期間的な意味での同棲はかなり危険があります。
「同棲する意味がわからない」とまではいきませんが、
やはり事情がない場合は、お試し同棲の様な「とりあえず」はやめておいた方が良いと思います。
それが当サイトの考え方になります。