同棲生活には保険って必要なのでしょうか。
同棲生活は、子供もいない、結婚もしてないということで、保険なんて必要ない….と思っている方々も多いと思いますが、実は同棲中のカップルには医療保険を検討するべきなのです。
今回は、同棲カップルが医療保険を加入するべき理由について紹介します。
目次
結婚後は医療保険に入りにくくなってしまう
まず知っておきたいこととして、結婚して子供ができると医療保険に入りにくくなってしまいます。
医療保険には加入時に審査があります。「健康告知」といって自分の健康状態を告知する必要があります。その健康告知で保険金支払いが発生しそうな状況であると、医療保険に加入できなくなる可能性が高くなります。女性の場合、子供がお腹にいるとこの医療保険の審査にパスしにくくなるのです。
これは、残念ながら手術や通院や入院のリスクが高くなるからです。子供の存在はめでたいものですが、保険会社からしたら入院や手術のリスクと捉えられてしまうのです。
これは、病歴が長いお年寄りが保険に入りにくくなってしまったり、仮に入れても毎月の保険料が高額になってしまう理由と同じです。
なので、結婚前、健康であれば、医療保険には比較的加入しやすくなります。リスクが低いという状態ですからね。そのため、必然的に、同棲生活中であれば医療保険に入りやすいのです。女性はなるべく結婚前に医療保険に入っておけというのはこういう理屈から来ているのです。
手術や入院のリスクは案外高い
医療保険とは、手術、入院、通院などに合わせて所定の保険金をもらえる保険です。
ちょっと怪我した程度であればあまり医療費なども気になることはないと思います。ですが、大きめな手術、連続した入院になると、医療費だけでなく差額ベット代などだけでも数十万単位のお金の出費になることもあります。ただでさえお金がかかるのに、入院費用も追加で払うとなると家計への圧迫も大きくなってしまいます。
そんな時に医療保険があれば、入院や手術に合わせて保険会社から保険金をもらうことができます。医療費は健康保険の高額療養費制度という制度によって、月の支払い上限額が決まっていますが、その補填を保険金で賄うことができるのです。
ちなみにちょっといい感じの個室で入院する場合に払う「差額ベッド代」という入院中の生活費として病院から請求されるお金は、治療費ではないので健康保険の対象外になってしまいます。そのため、全額を自己負担をしないといけません。
「いやいや、そんな贅沢は私はしない」
という人もいるかもしれませんが、病院の空き状況やベット数によっては、個室ベッドしか空いていないという時期もあるので、その場合に入院をしてしまうと、差額ベッド代はかかってしまいます。
その差額ベッド代の支払いにも医療保険に入っておくと、入院日数に応じてお金がもらえるのです。
1歳でも若い方が保険料は安い
聞いたことがある方も多いと思いますが、医療保険・生命保険などは1歳でも若い方が、毎月に払う保険料はやすくなります。1歳違うだけでもこんなに保険料が変わるのか…と思うほど、保険料というのは年を重ねるごとに高くなっていくのです。誕生日前に急いで保険を入る人がいるのはそのためです。
同棲期間中であれば、結婚前よりも年齢は若いですし、そもそも医療保険の審査にもパスしやすい状態です。最近の医療保険はたいてい保険料は変わらないタイプが多いので、1歳でも早く入った方が、それ以降その保険がなくなるまでずっと毎月の安い保険料で加入し続けることができるのです。
ぶっちゃけ、同棲関係なく、女性なら若いうちに医療保険は一つだけでも入るべきです!
掛け捨て保険でも良いので、医療保険に加入しておくことで、いざ実際に何か手術や入院が必要になった不測の事態にも金銭面でゆとりを持つことができます。
さいごに
最後に、医療保険の相談や加入は、必ず保険のショップなどで相談するようにしましょう。
保険というのは種類も多くて、保険約款をすべて細かく理解した上で比較検討するのは正直素人では難しいです。そのため保険のプロとして保険商品の知識を持っている人に相談した上で、加入する保険を選ぶべきでしょう。
ネット上の口コミや評判を参考にしてネット申し込みもできますが、あまりおすすめできません。なぜなら、理由は明白で、個人によって適した保険は違うからです。
個人の収入状況や支出状況、ライフプランなどは人それぞれ。他人にとっていい保険はあなたにとっていい保険ではないかもしれないからです。
だからこそ、自分の状況を踏まえた上で、最適な保険を紹介してくれる人に相談するのがよいでしょう。
- 参考サイト:保険マンモス
医療保険は、なるべく早めに加入しておくことを本当におすすめします。
是非、結婚を予定されている方は、結婚前の同棲中に医療保険の加入をしておくべきでしょう。