同棲を始めてみたけど、何かと物入りでびっくり!という方もいるのではないでしょうか。

そんな月々の支出を少しでも抑えたいという方に、同棲生活の中でできる節約方法について細かく紹介していきます。

目次

水道光熱費・食費など

電気代

水道光熱費の中でも一番消費の多い電気代から節約していきましょう。

照明、テレビ、冷蔵庫、エアコンなど、生活の中で何をするにも欠かせない電気。必ず使うからこそ、節約もしやすいのです。いくつか節約術をご紹介します。

①電力会社の見直し

まず、現在契約している電力会社がどこで、どのようなプランに契約しているのか確認してみましょう。同じ電力会社の中でもいくつかプランがありますので、今のプランが一番安いプランなのか、ホームページなどで料金シミュレーションができますので試してみましょう。

また、電力会社もたくさんありますので、現在と同等の契約プランをいくつかの電力会社で料金シミュレーションを行い、比較してみましょう。そうすることによって、今のままがいいのか、変えたほうがいいのか、数値で目で見て確認することができます。

②白熱電球はLED電球に変更

賃貸で元々電球が備え付けてある場合もありますが、その電球が白熱電球の場合、消費電力の少ないLED電球に交換するのがおすすめです。LED電球自体の値段は高めですが、消費電力が少ない上にもちがよく、1年間使えば元が取れるといわれています。

ですが、LED電球ならなんでもいいというわけではありません。経口サイズや色味や光の広がり方が異なりますので、各部屋に合う電球を選ぶようにしましょう。

また、全部の部屋をLED電球に変えればいいというわけではありません。リビングやキッチン、洗面所など、長時間使用する部屋にはLED電球が良いですが、トイレなど1日の使用する時間が短い場所については、逆に元が取れずに損をしてしまう場合もありますので、長時間使用する部屋からLED電球に変えていきましょう。

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③エアコンは自動運転で

エアコンは使い方一つで電気代が変わってきます。一番良い使い方は「自動運転」です。エアコンは、スイッチを入れてから設定温度になるまでの間が一番多く電力を消費します。ですので、涼しくなったり暖かくなったら止めて、また少し経ったらつけるを繰り返すより、自動運転で快適な温度を継続して保っている方が、経済的なのです。少し部屋を離れるときは、スイッチを切るのではなく、温度設定を変更するだけの方が節約になります。

また、冷房の場合、設定温度を1℃上げて扇風機を併用している人も多いと思いますが、これは節約になっていません。冷房を1℃上げて抑えた消費電力と扇風機をつけることの消費電力はほぼ同じなのです。ですので、併用しても節約にならず、むしろエアコンのみの自動運転にした方が、電気代を抑えることができるのです。

上記以外にも、冷蔵庫については冷蔵室は7割まで、冷凍室は詰め込んだ方が、効率的に中の物を冷やすことができます。また、テレビについては、高性能なものほど使用中の待機電力も上がっているので、こまめに消すようにしましょう。

ガス代

ガス代は、ちょっとした心がけで節約できます。

①中火が一番効率的

料理をする時に色々な火力を使うと思いますが、強火だと鍋から火がはみ出してしまい、もったいないです。逆に弱火だとなかなか温まらないので、効率が悪くなってしまいます。ですので、火力もあり、一番効率的なのは中火なのです。また、水から温めるより、給湯器のお湯から温め沸騰させた方がよりお得です。

②ちょっと沸かすなら電気ケトルで

朝のコーヒなど、一人一杯分ほどのお湯を沸かす時には、ガスを使うより電気ケトルで沸かした方が早くて安いです。大量に沸かす時には上記のように、給湯器のお湯から鍋で沸かした方が良いですが、少量であれば電気ケトルがおすすめです。

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③シングルレバーの場合は、使用後「右」に

レバーを左右に切り替えてお湯と水を出すシングルレバーの場合、使用後は水側である右側にしておくと節約になります。真ん中や、お湯で使用してそのまま左側にしておくと、給湯器が作動してしまうため、損してしまうのです。

水道代

水道代も心がけ次第で節約できます。

①トイレの流すレバーを使い分ける

トイレの流すレバーに大小がある場合、その大小を使い分けるだけで大幅に節約することができます。トイレの水道代は意外に高く、一回に流れる水の量は、大が約6〜10L、小が約5Lなんです。賃貸だと古いモデルのトイレもあると思いますが、その場合大の水量が多いこともあります。1日に何度も使うトイレですので、流す時には極力小を使うことを習慣付けましょう。

②お風呂の残り湯洗濯に

お風呂も洗濯も毎日使うものです。お風呂の残り湯を洗濯に使用することにより、水道代をかなり節約することができます。残り湯を洗濯に使うポンプは、設置がしやすく片付けやすい物を選ぶようにしましょう。

センタック(SENDAK)湯渡り上手2 ホワイト・フ゛ルー FP-80

食費

食費については、食材を買う場合と外食に分けられます。

①食材購入は特売がお得

スーパーなどで食材を購入する場合、曜日や日によってポイントアップキャンペーンをやっている所も多いと思います。もちろん、何でもない日に買うよりはポイントが多くつく方がお得ですが、さらにお得なのは特売です。

100円で1ポイントつくお店で500円の物を購入した場合、ポイント5倍デーの時には通常5ポイントのところ25ポイントつくので、20円分お得です。ですが、特売で1割引になっている時には500円の物は450円になり、ポイントは4ポイントつくので、50円+3円=53円分もお得になっているのです。

ついポイントに目が行きがちですが、1割引や20%offなどの特売の方が実質安くなるので、スーパーに行った時には特売があるかどうかチェックするようにしましょう。

②外食代

毎日自炊は大変ですので、時には外食することもあると思います。そんな外食時も少しでも節約をするためには、金券ショップで金券を買ってそれで支払うという方法があります。

金券ショップは駅前や大型ショッピングモールの中などにあります。そこには商品券などがありますが、実際の金額より安く買うことができるのです。どのお店で使えるか確認する必要はありますが、金券ショップで少しでも安く金券を手に入れ、それで支払いをすることで外食費を抑えることができるのです。商品券やグルメカードは、加盟店が多いものがたくさんありますので、ぜひ利用してみてください。

【商品券とも交換できる交換還元率カード】

日用品代

ティッシュやトイレットペーパー、洗剤など日用品も毎日使い買う頻度が多い物です。これらを節約するためには、チラシをチェックして安い時に一気に購入も良いとは思いますが、よりお得に買うなら、ネットでの購入もおすすめです。

楽天市場やロハコ、アマゾンなどでも日用品を購入することは可能ですが、ほとんどが◯◯円以上送料無料など、少量では送料がかかってしまいます。物によっては一つでも送料無料の物はありますが、探すのに時間がかかり、お金も時間も労力ももったいないです。

そこでおすすめなのが、ヨドバシ.comです。ヨドバシ.comは少額の商品だけでも送料無料で、3〜10%ポイント還元なので、とてもお得です!ヨドバシポイントとしてポイントがつき、次回の購入時にそのポイントを使うことができます。単品購入できるというのはとても魅力ですね。

ドラッグストアに行って安いからといって無駄遣いをせずに済みますし、買い忘れた時にもわざわざ買い足しに行かなくて済むので、ぜひ利用してみてください。

通信費の節約

携帯代

携帯代は、固定費の中でも大幅に節約できるものの一つです。

携帯は一人一台は必ず持っていると思いますが、au、docomo、softbankのいわゆる3大キャリアのいずれかを契約使っている人が多いのではないでしょうか。その場合、月々の携帯代が10,000円を超える人も多いでしょう。

そんな携帯代を節約するには、2種類の方法があります。

①今のキャリアのまま、プランを変えてみる

この方法は、例えばauを契約している人が、auのままプラン内容を変えてみるということです。

かけ放題をつけるかつけないか、データ容量を何GBにするかで、月々の携帯代が大きく変わります。

最近はLINEなどで無料通話ができるので、家族や友人との電話はなるべく無料通話を利用すれば、かけ放題が必要なくなるかもしれません。また、WiFi環境で携帯を使う頻度を増やせば、データ容量についても少なくて済むかもしれませんね。

自分が今どのようなプランに入っているのか、知ることから始めてみましょう。

また不要な有料アプリやオプションを解約するだけでも節約になります。「今ならオプション加入すればお得になります」といわれて契約時にオプション加入した人は、早急に見直し、不要なものは解約しましょう。

②格安スマホに変更する

この方法は、現在のキャリアから格安スマホ(格安sim)に変更するというものです。会社によっては、中身のSIMを変更するだけで、携帯本体を変える必要がない場合もあります。

格安と聞くと、ちゃんと繋がるのかと不安に思う人も多いと思いますが、実は回線は大手3社のものを借りて使用しています。ですので、回線が混雑する時間帯はあるものの、基本的に電波は安心して使うことができます。

格安スマホでもかけ放題やデータ容量などのプランがありますので、自分にあったプランを契約することで、今までよりもかなり安く携帯を使うことができます。

実際に私も3大キャリアのうちの一つから格安スマホに変更しましたが、今まで約10,000円かかっていた携帯代が約3,000円になりました。

これだけで月々7,000円、年間84,000円の節約になります!

同棲中に二人とも格安スマホに変えれば上記の2倍、つまり年間164,000円も節約することができるのです。

おススメは私も利用しているUQモバイルです。UQはauの回線を使っている格安simの一種です。キャンペーンも随時行っているので、是非チェックしてみるとよいでしょう。

インターネット代

インターネット代も、固定費の中で節約できるものの一つです。

インターネット代を節約するには、携帯とインターネット回線をまとめると割引になります。携帯がdocomoなら、インターネットもドコモ光にするといったように、まとめることで割引を受けることができます。

また、自宅に置くタイプのものより、WiMAXなどのMobile WiFimルーターを契約したほうが、より月々の料金を安くすることができます。なぜかというと、Mobile WiFi ルーターは、光回線やNTTなどよりもちゃんとつながるのに、もともとの料金が安い上に、持ち運びできるので外出時もWiFiを使用することができ、携帯のデータ容量の使用を抑えられ、携帯のプランを下げることも可能だからです。

つまり、WiMAXなどのMobile WiFi ルーターにする=外出時もWiFiが使える=携帯の契約プランを低いものにできる、ということです。

インターネット代を節約すると、携帯代を節約することにも繋がりますので、ぜひ見直してみてください。

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お金関連の節約方法

クレジットカード

種類が多いクレジットカードは、選び方・使い方によってかなりの節約になります。

クレジットカードを何枚も持っていて、使い分けに困っている人もいるのではないでしょうか。クレジットカードは、良い選び方・使い方をすることによってかなり得をします。

クレジットカードを選ぶ時には、「年会費、還元率、提携店舗」を見ることが大切です。おすすめなクレジットカードは、リクルートカード、楽天カード、Yahooカードです。

①リクルートカード

リクルートカードは、年会費無料で還元率が1.2%と高いです。リクルートポイントとしてポイントが溜まり、そのポイントをポンタなどに変えることができます。

②楽天カード

楽天カードは年会費無料、提携店舗が多いのが魅力の一つです。また、新規登録で条件を満たせば5,000ポイント、時期によっては8,000ポイントもらえるためかなりお得です。

③Yahooカード

Yahooカードも年会費無料、Tポイントが溜まるカードです。Tポイントが溜まる店舗が提携店となるので、提携店舗数がかなり多いです。

これら以外にもイオンカードやルミネカードなど、自分がよく使うお店のクレジットカードを持つことは良いと思います。ですが、年会費が無料だからといってたくさん作ってしまうとポイントも溜まりにくく、管理もしにくいので、必要最低限の枚数を持つようにしましょう。

また、クレジットカードは使った月に引き落とされるわけではないので、いついくらクレジットカードで支払ったのかをメモしておくと使いすぎ防止になり、節約にも繋がります。

年会費については、初年度無料や条件を満たせば年会費が無料という場合もありますので、知らないうちに年会費がとられていたということがないように、クレジットカードを作る際には注意しましょう。

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ふるさと納税

次にふるさと納税をする方法です。

我が家もやっていることですが、ふるさと納税でお米を注文することで、年間にかかるお米代はほぼ0円で生活しています。特に自炊が多い家庭にとって、日本人の主食であるお米の家庭での消費量は多いため、お米代は馬鹿になりませんが、ふるさと納税をしていることで、かなり節約できます。

ふるさと納税を始めるなら、CMでもお馴染みさとふるなどがおすすめです。

 

まとめ

いかがでしたか。今回は同棲中の節約についてご紹介しました。

文章で見ると難しいのではないかと感じる人も多いかもしれませんが、携帯代やインターネット代などは一度変えてしまえばその後自然に安くなりますし、水道光熱費や生活費についても癖付けてしまえば苦になりません。

できることから少しずつ始めて、より良い同棲生活になるよう、二人で努力していきましょう。