同棲中の貯金は、皆さんはどうするべきでしょうか?

同棲の貯金は超重要です。

子供がいない、子育てをしてない、親の介護がない時期ならお金は貯めやすいです。逆に人生は何があるかわからないですから、この時期にしか貯められない…なんてこともありえます。だからこそ、比較的自由な同棲生活中にある程度貯金を貯めておくことはとても大切なことなのです。

目次

同棲中の毎月の貯金額はいくらくらいがいいの?

収入の10%〜15%は貯金をするべし

最低でも収入の10%〜15%程度は貯金しましょう。手取り20万なら2万〜3万程度です。もし将来結婚式にお金をかけたい、もしくは大家族がいいということであれば、収入の20%程度は貯金をしておくと安心でしょう。収入の20%を貯金すると結構キツイかもしれませんが、お金のかけたいところが明確なのであればこれくらいの貯金額は必要です。結婚前の貯金期間だと思って、頑張ってためることが大切です。

月2万ずつ貯金するだけでも2年で100万貯まる

カップル合算で考えると共働きなら貯金は一人よりも2倍の速度で貯まります。月2万貯金するだけでも二人で4万貯まり2年もすれば100万貯まります。頑張って月4万ずつ貯めればかなりキツイですが2年で200万も貯まります。そこそこいい感じの中古車が一台買えるくらい貯まります。

同棲生活って、子供がいない分、かなりお金が貯まりやすいんです。だからお金を貯めるためにもプロポーズ後の結婚前に同棲するカップルも少なくないようです。

かかる支出も、水道光熱費、家賃、食費、日用品なども折半になるので、一人暮らしに比べたらかなりの節約になります。貯金も2倍速で貯まり、生活支出も2/3程度まで下げられるのでとにかく貯める時期に貯めてしまう!ということがとっても重要になります。

結婚後は世帯貯蓄も重要なので、結婚前の貯金生活やお金のやりくりの練習にもなるので、同棲期間だからといって甘くみずに、貯金を貯めておくとあとあと楽になりますので頑張りましょう。

結婚前後はそれなりにお金が必要

結婚式には結構かかる

結婚式にかかる費用として、結婚式の相場はピンキリですが、最低でも50万〜100万は用意しておくべきでしょう。シンプル婚ならもっと安いのもあるかもしれませんが、結婚式のみでも100万、披露宴や二次会なども行うと、高くならば300万〜400万程度までかかってしまうことも….

確かに、両親の援助やご祝儀などで多少は賄うことができるけど、結婚式をちゃんとあげようと思うなら、やっぱり自分たちの貯金もちゃんと用意しておくべきでしょう。

自分たちでこれからやっていくことを決意するのが「結婚式」ですから、全てを他人にあてにするのではなく、お金をきちんと貯められる姿を両親や周囲に見せるためにも、50万でも、100万でも、自分たちでコツコツ貯めていく姿を見せることは大切です。

子供を作るためにも、それなりに支出はかかる

子供1人作るだけでも約100万近くかかると言われています。公的にもらえるお金があったり家族や親戚のサポートがあるとはいえ、医療費や子供服やベビーグッツなどの準備などだけでも結構お金がかかります。

また、予定外の入院・手術があったり、体調が優れずに働けない期間があり収入減になってしまうことも有り得ます。そうなると貯金ができないばかりか貯金を切り崩す生活になってしまう可能性もあります。

だからこそ、きちんと子供ができる前にお金の工面をしておくことが大切なのです。

結婚前に医療保険は入っておくべし

女性は子供ができる前に医療保険に入っておくべきです。子供がお腹にいる時って何があるかわからないこともあり、予定外の手術や通院などに対応する必要があることもあります。高額療養費制度という健康保険の保障もありますが、実費部分もある上に、入院した場合の差額ベッド代なども実費になってしまいます。その際に費用の心配をしないためにも、医療保険は掛け捨てでも良いので、加入しておくと良いでしょう。

実は、いざ子供を授かった後に保険を入ろうとすると保険に入る審査が厳しくなります。子供はおめでたい存在ですが保険会社からしたらリスクと認識されてしまうのです。なので加入審査で落とされるということも少なくありません。結婚前の子供がいない状態であれば、健康であればそこまで苦労せず保険に加入できる可能性が高いです。

若い年齢で保険に入っておいた方が保険料が安いですし、当然、交通事故や他の病気などにも備えることもできます。なので、もし何も医療保険に入っていないようであれば、掛け捨て保険で最低限の保障のものでも、月々2000円〜3000円程度で加入できる保険もあるので、検討するとい良いでしょう。

同棲中の貯金の7つのコツ秘訣

コツ①支出分担を明確にする

「食費・水道光熱費など日々の生活費は共同」「自分の趣味の物を買う時や、友人との外食は個人の財布」など「どの支出」を「誰」が「どのくらい」負担するのかを、最初にきっちり決めてください。支出分担をきっちり決めることで、どちらかの負担が寄ってしまうことを防ぐことができます。

同棲生活は共同で支払うものが多いにもかかわらず、どちらかの口座やクレジットカードの請求が来るものが多いです。きっちり決めておかないとどちらかの負担が多くなってしまい、負担が多い方が貯金がしにくくなってしまいます。どちらかが貯金できない状態は、共働きにおいてはもったいない状態です。

どちらかに支出が寄っている状態は、片方の散財の原因にもなります。トータルでは決して支出は減ってないのに、どちらかに負担が寄っていることで、お金が手元に残っている感覚に陥ってしまうからです。

なので、完全折半でも良いですし、収入に応じて負担額を決めて負担するでも良いです。また、仕事の忙しい方が多めに負担する代わりに片方は家事を多めにするなどでも良いです。

とにかくどこまでが誰の負担で、どこからが両方の負担なのかを決めて、全体を把握するためにも、散財しないためにも、ちゃんと自分たちで支出のコントロールをすることが大切です。

コツ②共通の財布を作る

同棲していると共同で払うべきものもたくさんあります。携帯代や趣味などは個人個人で良いでしょうが、食費、日用品、娯楽費、家賃、光熱費、ネット代などは、二人で共同で使用するものです。

別々に支払って後で勘定するのでも良いですが、その場合手間と曖昧さが生じることにもなりかねません。なので、共通の財布が1つあることで支出の出入りの見える化もできますし、結果的に管理が楽になります。

支払いを全て個々の財布でやっていると「どちらが」「何に」「いくら」支払っているのか、わからなくなってしまいます。すると、どんどん支出コントロールができず、支出管理が曖昧になってしまいます。

共通の財布を一つ持つだけで、かなりに楽になるのでやっていない方はまずは必ず取り入れるようにしましょう。

同棲中の生活費決済にオススメなクレジットカードとは?

コツ③家計簿はなるべくつける

毎日書くのは面倒くさいという方は一週間ごとでもいいと思います。一週間に一回だけやればいいと思えばそんなに苦ではないはずです。家計簿をつけることで、日々の生活費として何にいくら使ったのかが目で見てわかるようになります。

ちゃんとつけていると、無駄な出費を見つけることができたり、分類ごとの過去の出費と比較することができたり改善ポイントを話し合ったりできます。

実際に数字があることで、カップルでの話し合いの時にスムーズに会話できますし、どこをどうしようかという感じで、二人で話し合うこともできます。さらに無駄使いなども、レシートや帳簿があると指摘しやすいというのもあります。

家計簿をしっかりつける習慣は、結婚後夫婦になって必ず役にたちますので、独身のうちに家計簿をつける習慣をつけておきましょう。

コツ④貯金は各々で必ずするようにする

貯金はそれぞれでするようにしましょう。

どちらかの名義の口座で貯金をするのでも良いですが、貯金の習慣はどちらか一人ではなく、二人で身につけるべきことだからです。

確かにお金の管理のメインは、彼女か彼氏かどちらかになってしまうこともあるでしょうが、必ず一人ではやらずに相手に協力を仰ぐようにすることもポイントです。どちらかに任せっきりになってしまうと、片方が貯金や金銭感覚に無頓着になりがちになります。経済的な理由で何かを断念することもできますが、勘定がわかっていないと、「なんでこんなことに出し惜しむのか」という理不尽な不満にもなりかねません。

情報開示を互いにきちんとやって、二人で、貯金に慣れることで、貯金ができやすい貯金体質を手に入れることができます。

コツ⑤お金の目標を作る

「2年で100万の貯金」とか「結婚式はハワイでやろう」とか「30までに一人目が欲しい」など。

お金に対して二人で目標を作ることで、お金に対して二人でいろいろと決めることができます。人はやみくもに何かをするということに我慢できない生き物です。目標や目的があってやるのか、そうでないのかで、やる気やモチベーションが段違いになります。

どんな目標でも目的でもOKです。漠然でも具体的でも、実現可能性が高くても、低くても、結構。

ないよりはある方が全然マシです。

必ず二人で貯金をしていくわけですから、二人の中で共有される目標があると良いでしょう。

さらに、目標を作ることで、結婚後のライフプランのイメージもしやすくなります。話し合いの中で、相手のお金や人生プランに対する価値観を知ることができますし、互いに知らない知識や知恵を出したりして、なんとか生活費をやりくりしようと取り組んでいくことができます。

貯金・お金をためる鉄則

先に貯金額をよけておく

人間は、期待値を持つ生き物です。なので期待値コントロールが重要です。

貯金の鉄則は、貯金する額は自動的・強制的に給与口座から消え去ってしまうものだと半ば諦めてしまうことで、貯めていくことができます。

つまり、自分の期待値を下げて「これは仕方ないことなんだ」という風に、貯金として、毎月違う口座へお金が流れてしまうことを習慣付けることで、残った金額で生活するようになります。

逆に、残ったお金を貯金しようと思うと、「毎月これだけ稼いでいる!」と思って満足げになり、散財してしまったり、ある分だけ使ってしまうものです。

本人は散財しているつもりはないかもしれませんが、「懐に入っているお金」が増えれば、その分だけ余剰が生まれますので、人は使ってしまうものなのです。

そのため、毎月の収入の一部を、給与口座から別の使っていない口座にお金を移すようにしましょう。すると、貯金は強制的にその口座に貯まっていきます。そして、その残ったお金で生活するのです。

自分自身で、強制的に貯金するサイクルを自分から作ってしまうことが貯金の近道です。

自動的に貯まる仕組みを作る

そのためには、自動的にお金をためる仕組みを作る必要があります。

オススメは、毎月給料日の翌日に、お金を貯金用口座に移動することです。給料日が25日なら26日には移動しておきたい。

毎月移すのがめんどくさいという人は、口座間での自動送金サービスを利用するのも良いでしょう。自動送金サービスは自分名義の口座同士で、毎月決まった日付にお金を移動するサービスです。

振込みごとに所定の手数料がかかるのが難点ですが、仕事でなかなか銀行でいけなかったり、子育てが忙しくてなかなか外出ができない主婦の方などにもオススメです。

他にも、保険料を払って、貯金をすることができる「貯蓄型保険」や、毎月口座振替でお金を積み立てることができる「個人年金保険」などもおすすめです。

これらは「〇〇生命」といった民間の保険会社が扱っている保険商品ですが、自動送金サービスと比べて利子がつくというメリットがあります。

もし、保険を使った貯金に興味がある方は、一度「保険マンモスの無料保険相談」のような保険窓口で無料相談をしてみるのも良いでしょう。

【関連記事】

貯蓄型保険はどんな人に向いている?加入方法とメリットデメリットを解説

副収入・こずかい稼ぎをして貯金額を捻出することもできる

副業をして総収入を底上げ

同棲ならではの副業をすることで、総収入を底上げする方法があります。

同棲をしている人にオススメな副業は、モニター調査(覆面調査)です。

モニター調査(覆面調査)とは「スーパーや飲食店に行って、その感想を書く」という簡単なアンケートを答えるだけでお金がもらえるというものです。

なので、二人で飲食をしたレストランやファミレスで、モニター調査をすることで飲食代の30%をキャッシュバックをもらったりできます。他にもドラックストアで日用品のお買い物をして簡単なアンケートに答えるだけで、高額の報酬がもらえたりします。

モニター調査が優れているポイントは、日用品の購入や飲食などのついでにアンケートを答えるという、追加コストをかけずにお金を稼げるというところです。やれば必ずもらえる上に、報酬金額が高額な案件も多いのがおすすめな点です。

主なサイトはモニター調査大手サイト「ファンくる」などを利用すると良いでしょう。登録利用は全て無料です。

フリマアプリや不用品の買取を利用

服・本・DVD・おもちゃ・雑貨・家電など、不要なものを整理して売却してみると良いでしょう。

一人暮らしの時に買ったけど、同棲をし始めてから使わず、タンスや棚の中でホコリをかぶっている不用品ってありませんか?そんな不用品は以外と整理するだけでお金になったりします。

メルカリヤフオクなどのフリマアプリで売却しても良いでしょうし、めんどくさい方や時間がない方は、店舗買取で近くのブックオフなどに持ち込んでも良いでしょう。

本・CD・DVD・ゲーム等であれば「ネットオフ」でネット買取もできます。

私もこの前はじめて、断捨離のためにネット買取「ネットオフ」を利用したのですが、ダンボールに詰めれるだけで超楽でした。実家にあった黄ばんだ書籍などもリサイクル品として買い取ってくれるので、そこもポイントです。無料で集荷に来てくれますし、専用ダンボールも必要であればもらえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

是非、同棲中の貯金の参考にしてください。